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第2回英検の一次試験合格速報が出ました。合格したみなさん、おめでとうございます!手前味噌ですが、当塾で英検合格コースを受講した生徒さんは全員合格しました。毎度のことですが、ホッと一安心というのが正直なところです。

一概に全員合格といってもひとりひとりにストーリーがあります。弱点を見つけ、その人に合った指導を心掛ければ短期間でもスコアは必ず伸ばせます。中3生で英検2級に挑戦した生徒さん。英検CSEスコアで準1級合格基準スコアを超えての一次試験合格です。不安がっていたwriting(英作文)は満点。練習した甲斐がありましたね。お見事です。

英検2級は整序問題を無くしwritingを加えたことで、スコアを伸ばしやすくなりました。writingが導入されてから2回目となる今回、しかるべき対策を講じさえすれば比較的容易に満点を取ることができる確信を持ちました。前述していた通り、準2級、3級でもwritingが実施されることが決定しました。(参照:英検協会のリリース)よって、これからはwriting技能やプレゼンテーション能力が一層大切になっていきます。中学生で英検2級のreadingやwritingに慣れておけば、日比谷、西、国立の都立御三家のグループ作成校レベルであっても難なく解くことができます。listening に至っては、グループ作成校を含めた全都立高校で共通問題を使用するレベル(英検3〜準2級程度)ですので言わずもがなです。高校入試にも自信を持って臨んでください。その他の在塾生は勿論、卒塾生からも合格の報告を数件もらいました。卒業してからも頑張っていることを報告してくれるだけでとても嬉しいです。

英検は今年度から採点基準も変更しています。ポイントは下記2点。要は3技能をバランス良く兼ね備えているかを重視するということでしょう。

【一次試験】

1、技能ごとに問題数は異なるが、問題数に関係なく各技能にスコアを均等配分

→3技能ごとに、1問あたりのスコアが異なる

✳︎同技能内の問題であれば、どの問題もスコアは同じ

2、スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(英検の独自ロジック)を用いて算出

→各回でスコアが異なるため、正答数でスコアや合否を推測できない

【二次試験】

変更なし(リリースなし)

以上です。詳しくは英検公式サイトをご参照ください。

さて、3級以上の合格者は二次試験(面接)が待っています。

二次試験はattitudeとspeakingを評価されます。

当塾では我々がexaminer(面接官)となって模擬対策を行いますので、楽しみにしていてください。

西東京市谷戸校(ひばりヶ丘、田無)より

 

ここ数日で寒冷前線が本州を南下するようで、不安定な天気が続くそうです。

せっかくの3連休なのに残念ですね。

先ほど、自習に来たお子様と一緒にお父様も来塾されました。

「送りついでに付いてきちゃいました」と笑う父を尻目に娘は少し煙たそうにしているものの、私から見ると微笑ましい光景でありました。

お父様は現在単身赴任中。この3連休にせっかく帰省したものの、娘が塾に缶詰めになると知り寂しかったようです。

一緒にいられる時間は少ないものの、少しでも応援したい気持ちが相まって一緒に来校いただいたのだと思います。

そんなお気持ちに応えられるよう、指導にも熱が入る秋雨の朝でした。

本日、明日と早朝から塾を開放している理由は、ひばりヶ丘中、東久留米南中、保谷中などの定期テスト対策勉強会を実施中だからです。

悪天候の中、自主的に来塾しているみなさん、その気持ちが結果に結びつくよう頑張ろう!

ところで、英検の準会場である西東京市谷戸校では、第二回の英検一次試験を昨日実施しました。

昨今の英語熱が相まって、小学生で5級~4級に、中学生で準2級~2級に挑戦する生徒さんが増えてきていると感じます。

ちなみに、2級からは難度が上がり、更に今年度からは英作文が追加されました。

これは文科省が推奨する4技能(「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」)の内、「書く」部分の力を試すためでしょう。

尚、今回ご要望により中学生向けに2級対策を行いました。

中学生で挑戦する皆さんにはその意欲に敬意を表します。

気になる英作文の出題形式は、与えられたTOPICについて自分の意見とその理由を2つ書くというもので、語数の目安は80~100語です。

TOPICを日本語訳で簡単にご紹介(英検協会は転載を禁じているため)すると、「昨今、マナーが悪くなってきたと言われているが、あなたはどう思うか」といった具合です。

日本語で論じるのも難しそうですよね。

まして、これを英作するのですから相応の演習が必要となります。

英作文のみならず、日本語作文、小論文は添削してもらい、リライトするところまでが1セットです。

解答例を見ただけでは力はつかず、この1セットを繰り返さなければ作文力、表現力の上達は見込めません。

文法間違い、悪癖、論理展開の破たん、表現力の稚拙さなどに自力で気付くことは至難の業ですから。

中学生諸君。このお話は対岸の火事ではありません。

英検での書く力を試す問題は、2級以上だけでなく、準2級、3級と今後は波及していくことになるでしょう。

都立グループ作成校の英語問題は、(英検2級レベルまではいかないものの、)30語程度の英作文が出題されますし、都立共通問題でさえ簡単な英作文が1題必出です。

今は英語教育の過渡期にあります。

書く力だけでなく、話す力、聞く力も重視するようカリキュラムがシフトしています。

この時流に焦燥感を持つ人は少なからずいらっしゃるでしょうが、どうか悲観しないでいただきたいです。

期せずして詰め込み型の文法英語から、表現力を養う英語に変わりつつあるのですから幸せなことです。

西東京市谷戸校(ひばりヶ丘・田無)より

 

更新日:2021年12月12日

夏期講習が始まりました。

新入塾生の皆さんが加わり、一層活気ある授業になっています。

夏からの新入生を含め塾生を見渡してみると、海外出身者や在住経験者が多くなってきました。

在塾生で思いつくだけでも、タイ、フィリピン、中国、ドイツ、エジプトなどが挙げられます。

当校の小さなコミュニティでさえこうなのですから、これからの日本は更に多様化、国際化の流れになるのでしょう。

これだけ生徒さんが多様化してくると、異文化、多様性、差別など、受験だけでなく情操教育にも不可欠なテーマをアクティブラーニング形式で学んでもらうことができそうです。

教科書だけでは計り知れない生の声や経験を共有できますから。

これは社会、国語(作文、小論文を含む)、理科の分野で学習効果を大いに期待できます。

先日、こんなプレゼン(TEDより)を観ました。

私が最も知りたかった具体的手法はなく、その手前で終わってしまっているところがいささか残念でしたが・・・

引用したいポイントは、IQで学力差が出るのではなく好奇心であるというところです。

これを肌感覚ではわかっていたものの、研究結果で示してくれていますので有益な情報としてシェアします。

では、プレゼンでは触れられていなかった「如何に好奇心を持たせるか」という点。

これは我々の大切な課題です。

そして、解決策の1つは環境作りにあると考えています。

例えば、海外在住の日本人は異文化理解をしなければ生活していけません。

そのため、異文化に興味を持たざるを得ないのです。

ポケモンgoにしてもそうです。

あまり興味が無かった人でも、これだけ周りが騒いでいれば(そういう環境にいれば)多少なりとも興味を持ちますよね。

つまり、周りの環境を作ってしまえば自ずと好奇心は培われるのです。

続く・・・

西東京市谷戸校(ひばりヶ丘・田無)より

 
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