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西東京市谷戸校からもブログを配信していきます。②

今回はその続きです。 (続き) 一方、目標を漠然とでも持っている生徒さんはどうでしょうか。より具体的に、よりその人らしい動機や表現で自己PRシートを作成することができます。シートから人となりが浮かんで見えるかの如く、自ずと「想い」が伝わる自己PRシートになっていきます。この違いは、本番の入試(面接、作文、小論文)においても同様であり、結果的には夢へ近づく(直近でいうところの第一志望校合格の)可能性が高まることになるのです。


キャリアプラン設計や夢探しの取り組みは、職場体験を通し、小中高等学校でも既に導入されています。文部科学省ではこれを「キャリア教育」として位置づけ しています。しかし、職場体験できる職場の選択肢が少ないのが現状です(職場体験の機会を創出する企業側はボランティアですから、やむを得ないことかもし れません)。また、職場体験後のディスカッションやレポートを指導するのは、社会人講師ではなく各学校の先生方です。本件について、知人の中学校教員とお 話する機会がありましたが、職場体験のカリキュラムやコーディネートには大変苦労しているとのことでした。アーカイブが少なく、手探りな部分が多いのです から、これは仕方のないことです。まして、アカデミックからストレートで教員になった方々や、社会人経験が少ない学生講師にとっては、不得手な領域といっ ても過言ではないでしょう。しかしながら、文部科学省が旗振りしているのですから、キャリア教育のニーズはより一層高まっていくと想定されます。また、都 立高校でも、普通科、農、商、工業科だけでなく、国際科、科学技術科、福祉科、芸術科など、専門学科の多様化が見られます。


我々はこのよ うな観点からも、ひとりひとりに合った志望校選定や学習指導を行っています。ICT教育やキャリア教育など、変わりゆく時代のニーズに応えながらも、我々 が常に心掛けていることは、私が塾生だった20年前と変わらぬベスト自修館の教育理念、ひとりひとりの「なるほど」、「わかった」、「できた」を大切に、 です。


西東京市谷戸校(ひばりヶ丘、田無)より

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