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ここ数日で寒冷前線が本州を南下するようで、不安定な天気が続くそうです。

せっかくの3連休なのに残念ですね。

先ほど、自習に来たお子様と一緒にお父様も来塾されました。

「送りついでに付いてきちゃいました」と笑う父を尻目に娘は少し煙たそうにしているものの、私から見ると微笑ましい光景でありました。

お父様は現在単身赴任中。この3連休にせっかく帰省したものの、娘が塾に缶詰めになると知り寂しかったようです。

一緒にいられる時間は少ないものの、少しでも応援したい気持ちが相まって一緒に来校いただいたのだと思います。

そんなお気持ちに応えられるよう、指導にも熱が入る秋雨の朝でした。

本日、明日と早朝から塾を開放している理由は、ひばりヶ丘中、東久留米南中、保谷中などの定期テスト対策勉強会を実施中だからです。

悪天候の中、自主的に来塾しているみなさん、その気持ちが結果に結びつくよう頑張ろう!

ところで、英検の準会場である西東京市谷戸校では、第二回の英検一次試験を昨日実施しました。

昨今の英語熱が相まって、小学生で5級~4級に、中学生で準2級~2級に挑戦する生徒さんが増えてきていると感じます。

ちなみに、2級からは難度が上がり、更に今年度からは英作文が追加されました。

これは文科省が推奨する4技能(「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」)の内、「書く」部分の力を試すためでしょう。

尚、今回ご要望により中学生向けに2級対策を行いました。

中学生で挑戦する皆さんにはその意欲に敬意を表します。

気になる英作文の出題形式は、与えられたTOPICについて自分の意見とその理由を2つ書くというもので、語数の目安は80~100語です。

TOPICを日本語訳で簡単にご紹介(英検協会は転載を禁じているため)すると、「昨今、マナーが悪くなってきたと言われているが、あなたはどう思うか」といった具合です。

日本語で論じるのも難しそうですよね。

まして、これを英作するのですから相応の演習が必要となります。

英作文のみならず、日本語作文、小論文は添削してもらい、リライトするところまでが1セットです。

解答例を見ただけでは力はつかず、この1セットを繰り返さなければ作文力、表現力の上達は見込めません。

文法間違い、悪癖、論理展開の破たん、表現力の稚拙さなどに自力で気付くことは至難の業ですから。

中学生諸君。このお話は対岸の火事ではありません。

英検での書く力を試す問題は、2級以上だけでなく、準2級、3級と今後は波及していくことになるでしょう。

都立グループ作成校の英語問題は、(英検2級レベルまではいかないものの、)30語程度の英作文が出題されますし、都立共通問題でさえ簡単な英作文が1題必出です。

今は英語教育の過渡期にあります。

書く力だけでなく、話す力、聞く力も重視するようカリキュラムがシフトしています。

この時流に焦燥感を持つ人は少なからずいらっしゃるでしょうが、どうか悲観しないでいただきたいです。

期せずして詰め込み型の文法英語から、表現力を養う英語に変わりつつあるのですから幸せなことです。

西東京市谷戸校(ひばりヶ丘・田無)より

 

みなさんはお洒落に気を遣っていますか。

女の子ならネックレスをつけてみたり、お化粧をしてみたり。男の子なら髪にワックスをつけてみたり。小学の高学年あたりから徐々に意識し始めると思います。

お洒落すると、大人に近づいたようで気分が良いですよね。

ちょうど同時期から、自分を否定するような発言や、ネガティヴな発言を口にしてしまうことはありませんか。

当塾生からもそういう言葉を耳にすることがしばしばあります。

理想の自分と現実の自分との乖離に満足できず、かといって克己するほどの知識や胆力をまだ養えていない状況。

加えて、少ない語彙しか持ち合わせていないことが背景にはあるのでしょう。

中には保護者や周りの大人たちから否定されてばかりで、卑屈になってしまっている由々しきケースもあるようです。

そんなみなさんにお伝えしたいのは、「言は身の文」ということわざです。

言葉はその人を表す文(=飾り)であり、その人の人格や品位を表すという意味です。

ネックレスやお化粧と同様に、言葉でも自分を飾ることができるということですね。

無理、私なんて〜、嫌だ、どうせ〜できない、面倒臭い、太っているから〜などの言葉。

これらの言葉は、みなさんを素敵に飾ってくれるでしょうか。

これらの言葉で飾られたみなさんのことを、周りはどう評価するでしょうか。

外見が気になり始めたみなさんだからこそ、言という文(=飾り)も大切にしてください。

西東京市谷戸校(ひばりヶ丘、田無)より

 

都立高校入試まで50日を切りました。中学受験にしても高校受験にしても、受験生の多くが最終盤に口を揃えて言う言葉は何だと思いますか。本日の中3の授業で塾生にこんな言葉を投げかけました。 答えは「時間が足りない」です。これは入試問題を解く所要時間のことではありません。入試までに残された勉強時間のことです。敢えてこの時期にお話したのは、手遅れにならない程度の時間が残されているからです。切羽詰まった状況に置かれて初めて気付くのではなく、今気付きを与えたかったからです。 私がよく口にする、ゴールから逆算する思考法を例にとってみます。ゴール(都立高校入試当日)まで残り46日間ですから、1日6時間の勉強時間を確保すれば6×46=276時間となります。これを5教科で割ると、1教科あたり55時間ほどは確保できます。50分の過去問を解き、間違え直しまで行うのに2時間前後を費やすとして、少なくとも1教科あたりおおよそ25回分の演習ができます。この演習量は、各科目の底上げを期待するに充分な量であるといえるでしょう。 尚、志望校合格に必要な目標点数は、全塾生にお伝えしています。よって、どの科目が何点足りていないのかは自身でわかっているはず。不足点がある科目の弱い単元に特化すれば、より一層の効率化を図ることができます。過去問演習の目的は、その弱い単元や抜け漏れを見つけるためでもあるわけです。 理科ならば4分野(地学、物理、化学、生物)のどこで間違えが多いのか。地学ならば、その中でもどの単元(地震、天気、地層、天体など)が弱いのか。天気の単元ならば何の知識(前線、気団、飽和水蒸気量や雲のでき方など)が抜けているのか。数、社も同様の方法で細分化できます。国、英は少し切り口が異なりまして、都立入試の大問別に分析と対策が必要です。塾生は各自指摘されているように、弱点を単元別に把握してピンポイントで潰していくよう心掛けてください。 時間は有限です。しかし、それを憂うのではなく、最大限に活用する術を実行すれば、直前に時間が足りないという感情は軽減されるでしょう。1ヶ月後の自分を助けるのは、今の自分です。 西東京市谷戸校(ひばりヶ丘、田無)より


 
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