top of page

更新日:2021年12月31日

2018年の東京都立高校の一般入試で、約2割にあたる35校が2次募集をしても出願者数が募集人員を下回る「定員割れ」となり、3次募集をすることになりました(参照:東京都教育委員会:

「平成30年度都立高等学校第一学年生徒第三次募集」)。しかも、既に最終応募状況も発表されましたが、3次募集までしたにも関わらず35校中の殆どの学校が定員割れとなりました。昨年3次募集を実施した学校は1校のみだったことから考えると、私立の授業料無償化の適用範囲を拡大したことが大きな影響を与えたと考えられます。これについては昨年に当ブログで私が予測していた通り(東京都私立高校の授業料の実質無償化)です。

3次募集はまさに本日27日に試験があります。中学の卒業式を終え、周りは浮かれている状況下での選抜試験に臨む受験生の皆さん。その気概に桜咲くことを心より祈念しております。

当塾の新中3生の志望校をヒアリングしてみると、都立高校志願者がまだ多いものの、私立志願者の比率が増えてきている実感があります。我々は都立に強い塾ですが、来年は私立高校の合格実績も目立つようになりそうです。

谷戸校(田無・ひばりヶ丘)より

 

都立高校の出願状況が公表されました。

全日制は1.42倍(前年1.49倍)と微減、普通科で男子1.54倍(前年1.55倍)、女子1.57倍(前年1.58倍)と前年並みとなっています。コース制、単位制、商業科など、普通科以外は前年よりも減少傾向です。

塾生やその保護者の皆さまにおかれましては、不明点やご不安などありましたら、忌憚なくお問い合わせください。

谷戸校(田無・ひばりが丘)より

 

【がんばれ受験生】 中3受験生のみなさん。調子はあがっていますか。すでに私立高校の推薦入試が終了した生徒さんからたくさんの合格の声が届いています。一般入試の本番はこれから体調管理をしっかりとして、一日一日を大切に合格に向け頑張ってください。 【高校3年間の重要な意味】 高校3年間は将来の進路を決める上で重要であるだけでなく、日本が大きく変化するこの時代において、特別に重要な意味を持っています。非正規雇用の大幅拡大により、高校、大学を卒業したあとの就職状況は、まったく変わりました。正社員の雇用が大幅に減少したため、世の中は、新しい「受験・就職戦争」の様相を呈しています。どこの学校を卒業したかだけでなく、資質や資格も厳しく問われる時代となりました。しかし、高校・大学の学校成績が優秀でない学生が就職で大苦戦している現状は変わりません。その点で、高校3年間の重要性はかつてないほど高まりました。高校生活のスタートは大変重要です。

【これから10年 日本は大きく変わります】

今、私たちの国はこの150年余りの歴史の上で、3度目の「危機」に突入しています。一度目は、江戸時代の末、日本が欧米に植民地化されそうになった時代。このときは、国を改革しなければという若い政治指導者が明治維新を断行して近代化をスタートさせました。二度目は、第二次世界大戦に敗戦した時代。このときは、多くの国民が力をあわせ必死に働き、経済と社会を復興させ、世界第二の経済大国をつくり上げました。  そして、今。人口が減少し始め、格差が拡大し、国と地方は天文学的数字の財政赤字に陥っているにもかかわらず、十分な対策を打ち出せない混迷した時代です。みなさんは、3年~9年ほどで社会人として活躍することになります。しかし、日本は、おそらくこれからの10年で、戦後70年以上続いてきた社会状態と常識はすっかり変化してしまうでしょう。  みなさんは、その大きな変化の中に生きており、その中で進学し就職していきます。このことを自覚して。変化を的確につかみ、しっかり勉強して、自らの力で未来を切り開かねばなりません。

【目標を持って前に進もう】  そうした時代であるからこそ、「情報収集」と「目標」と「努力」が重要です。高校3年間を単に楽しく過ごすだけ、ボンヤリ過ごすだけの生徒さんは10年後大きな後悔をすることになるでしょう。  これは、現在就活中のあるいは、大学、大学院に進学したみなさんの先輩諸君から寄せられた多くの反省の教訓でもあるんです。「まわりがノンビリしていたから」「最初は軽く考えていたけど、3年の差は大きかった」などなどの重い教訓です。  まずは「目標」が大事です。目標を持って努力する人は、かりに目標が達成できなくとも向上していきます。地道な向上こそゴールへの近道なのです。カメは常にゴールを見続けてウサギに勝ちました。夢を持ち続け、目標を持ち続ける人は失敗しません。成功する人とは成功するまで、あきらめずにチャレンジし続けた人ですから。  新高1のみなさん。高い志と地道な計画を持って前に進んでください。混乱する日本の新しい時代の扉を開けるのは、あなたたち若者なのですから。 進学塾ベスト自修館月刊誌「じゅくであ」より

 
bottom of page