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目標設定に相対性は必要か?剣道女子に思う

昨日は卒塾生が自習をしにやってきました。昨年には無かった3階フロア、追加された電子黒板、教室ごとの新設エアコンetc…。それらを瞬時に気づき、大きなリアクションで驚いた後、何故もっと早くやってくれなかったのかと切々と恨み節を頂戴しました。誰にも風を届けてくれることの無かった壁設置の扇風機。ほほう、気づいていましたか!ハハハハ…うん、ごめんね。これからは自習室を存分に活用していただいて結構です。

そんな彼女は昨年の当校のエースでして、文武両道の剣道女子。先日会ってから精々4ヶ月ほどしか経っていないはずなのに、少し大人びた印象です。現在、約400名/年の高校で学年5位の成績とのこと。いやはや天晴れであります。また、保護者や親族の影響から金融系に興味を持ち、進むべき道をart(法、経済経営)に絞っていくということもお話しました。しかし私にとって最も衝撃的だったことは、彼女が日々の稽古でパンプアップして、私よりも腕が太く硬くなっていたことです!ぬぬぬ…男子ならまだしも、まさかあのか弱かったナ◯ちゃんに負ける日が来るとは…。激太りして(1年で25kg増!)保有するスーツの全てが入らなくなったことをキッカケに、私は昨年からコツコツと肉体改造をしていました。関連本を渉猟し、自宅に筋トレルームを設置&食事制限するくらいには本格的です。そしてようやく20年ぶりに顔を出した腹筋と対面し、成果が見えてきていた時期だっただけにショックを隠しきれませんでした。人と比べるためにやっているわけでは無いとはいえ、自分の目標設定が低過ぎたのではと、本日から全メニューを1セット増やすことにしました。自分なりの価値観を持つことは大切なことです。一方で、目標設定に相対的な基準を加えてみると、そこに新たな可能性が見えてきます。

「君はペンと竹刀を大いに振るがいい、私はトレーニングルームに結集させた文明の利器と本の浅知恵で迎え撃つ!年明けにもう一回比べようではないか、剣道女子!」

谷戸校(田無、ひばりが丘)より

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