top of page

平成30年度入試の東京都立高校等への進学志望状況を調査した、いわゆる「校長会予備調査」の結果が東京都中学校長会進路対策委員会より発表されました。 W合格もぎを運営する新教育研究協会によると、「都内公立中学校613校に在籍する中学3年生76,975人のうち,全日制の都立高校(昼間定時等除く)への進学を志望する生徒は52,497人で志望率は74.73%(前年度77.40%),10年ぶりに74%台まで下がった」とのことです。

東京都立高校の志望率が下がったのは何が原因?

以前にこんな記事(【東京都】私立高校の実質無償化)を書きましたが、これは国の助成金と併せて、平成29年度からの「私立高等学校の授業料軽減助成金(返還不要)の拡充」が要因の一つであることは間違いなさそうです。実際に当塾でも私立を第一志望にする生徒さんは増えつつあり、そのようなニーズに応えるべくシフトし始めています。都内在住のご家庭に限られるものの、志望校選びの選択肢が増えたことは大変良いことです。先日伺った某私立高校でも、説明会でこの助成金のことを大々的に謳っていました。こういう動きは、ぜひ全国にも波及して欲しいですね。 校長会予備調査では各都立高校の倍率もご確認いただけます。しかし、塾生関係者にはいつも申し上げております通り、倍率はあくまでも目安であることをお忘れなきようお願いいたします。 詳しくは東京都教育委員会のサイトをご覧ください。 平成30年度 都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査の結果について(参照:東京都教育委員会) 谷戸校(ひばりが丘・田無)より

  • 平成28年度 都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査の結果が公表されました。


東京都中学校長会進路対策委員会より「都立高校志望予定調査」が発表されました。W模擬を運営する新教育研究会のデータを下記に引用させていただくと、都内公立中学校615校に在籍する中学3年生78,115人のうち,全日制の都立高校(昼間定時等除く)へ進学を志望する生徒は55,223人で志望率は76.64%(前年度76.83%)。全日制全体の志望倍率は4年連続で1.33倍の高倍率。

学科別では,普通科男子(1.37→1.37倍)と普通科女子(1.42→1.47倍)と高倍率を維持した一方で,工業科(1.02→0.97倍),商業科(1.04→0.93倍),家庭科(1.16→1.01倍),総合学科(1.28→1.24倍)など専門学科,総合学科で倍率が下がり,前年度以上に普通科志向の志望状況とのことです。


これらデータから、平成28年度の都立高校入試はおおよそ例年通りの熾烈な戦いになりそうです。ひばりヶ丘や田無駅が最寄りである西東京市谷戸校の近隣高校を見てみると、田無、武蔵野北、保谷、清瀬、石神井、国立、井草、豊多摩、小金井北、東久留米総合、国分寺、調布北は微減。一方で、武蔵、大泉桜、久留米西、小平、大泉、武蔵丘、上野、杉並、豊島あたりは微増しています。グループ作成校に代表されるように、1.5倍を越えてくると、それなりの覚悟で臨む必要がありますね。


尚、これら数値は中間報告であり、確定ではありません。よって、都立の最終出願日までは増減します。塾生にはお伝えしている通り、この数値で一喜一憂することなく、自分の合格点に達するための努力を今は続けてください。保護者の皆さまにおかれましては、あくまでも参考値として捉えていただき、最も苦しいこの時期に、根拠のない噂や仮説でお子様の志を惑わすことの無いようお願い申し上げます。ご懸念事項があれば、面談やお電話でのご相談をいつでもお受けいたします。

西東京市谷戸校(ひばりヶ丘、田無)より

bottom of page