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  • 平成28年度 都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査の結果が公表されました。


東京都中学校長会進路対策委員会より「都立高校志望予定調査」が発表されました。W模擬を運営する新教育研究会のデータを下記に引用させていただくと、都内公立中学校615校に在籍する中学3年生78,115人のうち,全日制の都立高校(昼間定時等除く)へ進学を志望する生徒は55,223人で志望率は76.64%(前年度76.83%)。全日制全体の志望倍率は4年連続で1.33倍の高倍率。

学科別では,普通科男子(1.37→1.37倍)と普通科女子(1.42→1.47倍)と高倍率を維持した一方で,工業科(1.02→0.97倍),商業科(1.04→0.93倍),家庭科(1.16→1.01倍),総合学科(1.28→1.24倍)など専門学科,総合学科で倍率が下がり,前年度以上に普通科志向の志望状況とのことです。


これらデータから、平成28年度の都立高校入試はおおよそ例年通りの熾烈な戦いになりそうです。ひばりヶ丘や田無駅が最寄りである西東京市谷戸校の近隣高校を見てみると、田無、武蔵野北、保谷、清瀬、石神井、国立、井草、豊多摩、小金井北、東久留米総合、国分寺、調布北は微減。一方で、武蔵、大泉桜、久留米西、小平、大泉、武蔵丘、上野、杉並、豊島あたりは微増しています。グループ作成校に代表されるように、1.5倍を越えてくると、それなりの覚悟で臨む必要がありますね。


尚、これら数値は中間報告であり、確定ではありません。よって、都立の最終出願日までは増減します。塾生にはお伝えしている通り、この数値で一喜一憂することなく、自分の合格点に達するための努力を今は続けてください。保護者の皆さまにおかれましては、あくまでも参考値として捉えていただき、最も苦しいこの時期に、根拠のない噂や仮説でお子様の志を惑わすことの無いようお願い申し上げます。ご懸念事項があれば、面談やお電話でのご相談をいつでもお受けいたします。

西東京市谷戸校(ひばりヶ丘、田無)より

 

都立高校入試まで50日を切りました。中学受験にしても高校受験にしても、受験生の多くが最終盤に口を揃えて言う言葉は何だと思いますか。本日の中3の授業で塾生にこんな言葉を投げかけました。 答えは「時間が足りない」です。これは入試問題を解く所要時間のことではありません。入試までに残された勉強時間のことです。敢えてこの時期にお話したのは、手遅れにならない程度の時間が残されているからです。切羽詰まった状況に置かれて初めて気付くのではなく、今気付きを与えたかったからです。 私がよく口にする、ゴールから逆算する思考法を例にとってみます。ゴール(都立高校入試当日)まで残り46日間ですから、1日6時間の勉強時間を確保すれば6×46=276時間となります。これを5教科で割ると、1教科あたり55時間ほどは確保できます。50分の過去問を解き、間違え直しまで行うのに2時間前後を費やすとして、少なくとも1教科あたりおおよそ25回分の演習ができます。この演習量は、各科目の底上げを期待するに充分な量であるといえるでしょう。 尚、志望校合格に必要な目標点数は、全塾生にお伝えしています。よって、どの科目が何点足りていないのかは自身でわかっているはず。不足点がある科目の弱い単元に特化すれば、より一層の効率化を図ることができます。過去問演習の目的は、その弱い単元や抜け漏れを見つけるためでもあるわけです。 理科ならば4分野(地学、物理、化学、生物)のどこで間違えが多いのか。地学ならば、その中でもどの単元(地震、天気、地層、天体など)が弱いのか。天気の単元ならば何の知識(前線、気団、飽和水蒸気量や雲のでき方など)が抜けているのか。数、社も同様の方法で細分化できます。国、英は少し切り口が異なりまして、都立入試の大問別に分析と対策が必要です。塾生は各自指摘されているように、弱点を単元別に把握してピンポイントで潰していくよう心掛けてください。 時間は有限です。しかし、それを憂うのではなく、最大限に活用する術を実行すれば、直前に時間が足りないという感情は軽減されるでしょう。1ヶ月後の自分を助けるのは、今の自分です。 西東京市谷戸校(ひばりヶ丘、田無)より


 

中3生を対象とした、理社の総仕上げである正月特訓が無事に終わりました。今年は偏差値と志望校別4クラス編成で、約100名の受験生が机を並べました。

ひばりヶ丘駅から2駅隣なだけとはいえ、早朝から電車で通塾した皆さん、よく頑張りましたね。お疲れさまでした。この2日間で、皆さんの理社の力は間違いなく向上しています。理社の傾向とポイントをメモした正月特訓テキストは、これから君たちを大いに助けてくれる参考書になるでしょう。知識の定着を図るためにも、復習を怠ることのないように。 入試まで60日を切り、そろそろ朝型に切り替えていく必要があります。お伝えしている通り、冬期講習中は8:30から塾を開放しています。自習に来るなら朝からですよ! 過日にも書きましたが、遅くまで塾に残って勉強したとか、テスト前に徹夜したとかの類に、私は何の美学も感じません。むしろ、無計画だから非効率な勉強をするしかなかったのだろうと解釈します。我々もやむを得ず生徒さんを残すことはあるものの、「遅くまで見てくれる塾」という評判が広まるのは本意ではありません。事前課題や授業時間内だけではフォローしきれないカリキュラムなのか、講師の指導力不足で時間延長せざるを得ないのか、はたまた別日に補習する時間を割いてあげられないのか。いずれにせよ、塾側の都合に生徒をつき合わせていることを反省するならまだしも、塾の売りにしたいとは思えません。極め付けは塾講師からの「遅くまでよく頑張ったな!」という類のレトリック。生徒は、遅くまで残る=勉強を頑張っているという潜在意識を植え付けられることになります。この不毛な潜在意識や根性論は、日本で問題視されているブラック企業の体質と極めて類似しています。そして、その種を蒔いているのは他でもない周りの大人たちであることを自覚すべきです。 ましてまだ15歳前後の子供たちです。事件や事故に巻き込まれるリスクは遅い時間ほど高まるわけですから、早い時間から来て、早い時間に帰らせるに越したことはないのです。ご息女がいらっしゃるご家庭はこのリスクに特に敏感ですから、当校の女子比率が高いということは一定量の評価をいただいているのだと自負しています。 繰り返します。冬期中は自習をしたいなら朝から来てください。自宅学習も朝からやりましょう。都立入試の試験開始時間は9:00からです(しかも国語!)。 西東京市谷戸校(ひばりヶ丘、田無)より

 
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